世田谷区成城7丁目の歯科医院

フッ素について

歯を守る決め手の1つ

歯を守る方法、むし歯や歯周病にならない方法はさまざまなものがありますが、フッ素(フッ化物)はその中でも重要度が高いものとしてクローズアップされています。

ここでは主に厚生労働省をはじめとする情報をもとに、フッ素についてご説明します。

フッ素の効用

フッ素は歯の表面に作用します。主な効果は次のとおりです。

  • 表面を強化する
    歯の表面のエナメル質の性質を強化します。
  • 再石灰化を助ける
    歯から溶けだしたカルシウムやリンを補います。
  • むし歯を抑制する
    むし歯の原因菌のはたらきを弱め、むし歯を防ぎます。

フッ素は危険?

フッ素は過剰に摂取すると体に害があります。フッ素の害について注意していただきたいのは「摂取」という言葉です。ここでいう摂取とは、フッ素を「飲む」ことです。

むし歯の予防を目的として、水道水にフッ素を添加する「水道水フロリデーション」が世界各地で行われていたことがあります。水道水フロリデーションはフッ素を飲むことにあたり、弊害の報告もありました。

日本では現在水道水フロリデーションは行われておらず、歯みがき剤などに含まれる程度のフッ素にはほとんど害はありません

お子さまは要注意!

フッ素はお子さまのうちから使うことで大きな効果を発揮しますが、特に小さいお子さまへのフッ素の使用には注意が必要で、歯科医院のアドバイスが必要です。

当院ではお子さまの歯の状態を診断し、お子さまの体に支障がない範囲で最大の効果が出るようなやり方をお教えします。

フッ素の使い方

フッ素の使い方は、主に次のとおりです

  • 歯みがき剤
  • 洗口剤
  • ジェルなどで塗布

どの方法も有効ですが、ホームケアでは主に歯みがき剤を、歯科医院では主にフッ素を塗布する方法を使います。

歯科医院での指導のもとで歯科医院とご家庭の両方でフッ素を使用すれば大きな効果があります。

フッ素の種類

フッ素、フッ化物にはさまざまな種類があります。主なものは次のとおりです。

  • フッ化ナトリウム
  • フッ化第一スズ
  • クロルへキシン
  • フッ化ジアミン酸

市販の歯みがき剤などに含まれているのは、ほとんどフッ化ナトリウムです。お使いの歯みがき剤がフッ素入りなら、成分をごらんいただければと思います。

フッ素の濃度

フッ素の濃度は高いほど効果がありますが、過剰に摂取すると体に害があるため、濃度が規制されています。

フッ化ナトリウムで市販の歯みがき剤などでは1,500ppm、歯科医院で使用する薬剤では9,000ppmです

歯科医院で使う高濃度のフッ素は効果が高いですが、危険性も高いため、歯科医院の指導のもとに正しく使われるべきものです。海外ではこれ以上の濃度も認可されており、日本の規制は安全重視と言えるのではないでしょうか。

当院では

当院では次のようなフッ素配合の歯みがき剤などを扱っております。

お口や歯の状態を診断した上で、歯科医院とご家庭でのホームケアを組みあわせて、最も効果が高く危険性が少ないように配慮しております。

歯みがき剤

  • チェックアップ(子ども用)
    (フッ化ナトリウム)
    500ppm、950ppm
  • チェックアップスタンダード、チェックアップルートケア
    (フッ化ナトリウム)
    1,450ppm
  • オラリンス
    (フッ化ナトリウム)
    1,450ppm

歯面塗布剤

  • フルオールゼリー
    (フッ化ナトリウム)
    9,000ppm
  • バトラーフローデンフォーム
    (フッ化ナトリウム)
    9,000ppm
  • サホライド
    (フッ化ジアミン銀)
    55,000ppm

 

サホライドについて

フッ素は通常、予防のために健康な歯に使います。サホライドにはむし歯の進行を遅らせる効果があり、初期のむし歯に塗布します。

銀が含まれるためむし歯の部分が徐々に黒くなる性質があり、通常の治療がむつかしい幼児や高齢の方などに使用します。